受診

右目の目薬がなくなって来たので、眼科を受診したいが、かかりつけの眼科に行くのは何かと億劫なので、呼吸器内科の受診と同じ日に、同じ病院の眼科で診てもらうことにした。
眼科には、かなり無理をいったので我慢強く待っていたが、結局呼吸器内科を先に行ってくれといわれる。
呼吸器内科では、レントゲン検査だけ。右側の気胸が悪化。
為すすべなく、次回の予約をして終わった。
その後眼科で更に待って、それでも首尾よく欲しい点眼薬を処方してもらって終わった。


このくらいから背中が痛くなってきた。会計と薬の受けとりがすんで家に着くと、ほぼ午後1時。
ずっと車椅子に座った姿勢のまま3時間半くらい。


昼御飯を食べ始めると、飲み込む度に胸が痛くなった。
横になると、左下の肋骨の辺りから首の右側にかけて痛い。呼吸をすると胸が、背中が痛い。ヤバい、これは気胸の悪化だ…。
数ヶ月前を思い出して、大人しくしていることにした。
あの時は、左肩から右下肺にかけて痛くなり、着替えようとして前屈みになったら、そのまま体を動かせないと思うくらい激痛が走った。
そして、そのまま寝ていたら、次の日に痛みは消えていた。


夕食の時も飲み込む度に胸が痛かった。椅子にかけていることがつらい。
左下の肋骨辺りと、首の右側に自分で手を当て、祈りながら眠った。


リハビリの先生が言っていた。
癌で片肺をとってしまった人が「手を当ててもらうだけで、少し楽になる気がする」と言うのだそうだ。
その気持ちは切ないくらいよくわかる。