病気について

ブログは終わりにします

(承前)酸素療法の見返りは、排出できない二酸化炭素です。夜呼吸が苦しくて目覚めてしまうのは、眠ると呼吸抑制されてしまうからで、それは、二酸化炭素の排出ができないということでもある。それが、今や、自分の呼吸能力をはるかにこえた二酸化炭素が排出…

酸素療法

最初は、排便のために酸素療法を始めた。 座っていられる時間が少し伸びた。 そして酸素を吸っていると、力が入る。 排便も排尿も、腹圧が入るので出やすい。オキシメーターで測ってみて少しがっかりした。 酸素濃度は高くても脈拍が120を越えてしまう。 脈…

夏バテ入院

夫が夏休みだった。主治医の外来担当日が明後日。眠れない、起きていられない、食べられない、排便できない、…不安にこれ以上堪えられない、と訴えられるくらいに元気だった。小雨の中、病院に行く。ストレッチャーに寝かせてもらう。 涼しくて空調が落ち着…

受診

右目の目薬がなくなって来たので、眼科を受診したいが、かかりつけの眼科に行くのは何かと億劫なので、呼吸器内科の受診と同じ日に、同じ病院の眼科で診てもらうことにした。 眼科には、かなり無理をいったので我慢強く待っていたが、結局呼吸器内科を先に行…

受診

検査はレントゲンのみ。右側の気胸が悪化していた。 肺尖部が、前回より5mmくらいさがる。 鎖骨くらいの位置か。それでも、私の病気は、肺が固くなって膨らまないので、ドレナージとかの治療はできない。気胸については↓を参照 http://www.jikei.ac.jp/ho…

間質性肺炎マーカー

「特発性間質性肺炎」には7疾患あり、その中には、血液検査で診断できる疾患もある。 詳しくはこちらを↓ http://www.nanbyou.or.jp/entry/302 その血清マーカーが、KL-6、SP-A、SP-D。 特発性肺線維症(IPF)や非特異性間質性肺炎(NSIP)などの特発性間質…

退院、そして今どきの病棟

4月上旬に退院した。 昔と違って、治らない病人や老人はいられなくなって、ずいぶん健康的になったかと思っていたが、やはり、病院は不健康な場所であるw 「病人」をしていなければならない。なんとなく「病人」してしまうw皆が回復を信じて正しく養生、…

 入院その2

入院は2000年(平成12年)以来。私の主治医は、呼吸器科の科長で今年度末で定年退職。入院中は担当医師が変わった。 新しい担当医の問診に答え、私もこれまでの疑問や思い付きを話した。 この数日間で思い出したのは、11月に気胸になったと思われる症状があ…

 入院その1

3月の定期受診の時、レントゲン検査で左肺が気胸になっていた。 主治医は大変な騒ぎようで、何か思い当たることはなかったかと聞く。 息子が帰ってきてドタバタして忙しかったので、過労気味ではあったけど、苦しいのはいつも通りだったし、特に思い当たら…

 「網谷病」

夏頃の定期受診のとき、私の病気は「網谷病」(PPFE)だろうと主治医に言われる。 特発性上葉優位型肺線維症の呼吸機能悪化は急速で予後不良 : 呼吸器内科医 網谷さんという医師が近年学会で発表し、特発性間質性肺炎の中でも、これまでの分類とは異なるもの…

 セカンドオピニオン

主治医の勧めに従い、鳥アレルギーの血液検査ができる某医大付属病院でセカンドオピニオンを受けることにした。 事前に、主治医に用意してもらった検査結果やレントゲン画像、CT画像に、質問事項を添えて送っておいた。結論は、主治医とほとんど変わらなかっ…

 検査から診断、告知

血液検査とCT検査を受けて、その結果を聞く。 1.血液検査でわかる種類の間質性肺炎ではない。 2.泌尿器科で2000年に検査したレントゲン画像、CT画像と比べると、 浸潤影(*)が広がっている。特に上肺野。 * 浸潤影とは、肺胞内の含気腔の部分が浸出液…

 これまでの経緯〜間質性肺炎と診断されるまで

2006年に呼吸器内科を受診してから転職し、ストレスも減って仕事も楽になったので、症状は出なかった。 転職した会社で毎年秋に健康診断を受けた。 毎回決まって胸部X線「陳旧性陰影」で「要再検査」だったが、自覚症状もないし放っておいた。 2009年秋の健…

 これまでの病歴〜呼吸器内科を受診するまで

1974年(10歳):卵巣癌、制癌剤*治療開始。癌のみ摘出。1年後の生存予測確率10%。エンドキサン(シクロフォスファミド)とオンコビン(ビンクリスチン)の注射、錠剤服用。 1976年(12歳):制癌剤による、白血球数低下、出血性膀胱炎。 *今は「抗癌剤」…