ADL

W杯が近いので、NHK本田圭佑の特集をやっていた。
体力がないことがコンプレックスだ(った)という本田が、オフシーズンに、ケニアのマラソン選手と一緒に合宿しランニングをする。
開始から数日、ランニング中の本田の呼吸法が変化したことを、ケニアの選手が指摘する。
苦しい状態に身体が適応して、より長く走り続けるのに適した呼吸法に変わった。

理屈ではなく、体が苦しさに適応するよう自分を追い込んだのだ。


為せば成る、はカッコいいけど、自己破壊的でもある。
このところ本田から立ち上る悲壮感が思い出される。

坐禅のような「不放逸」からは正反対の方向へまっしぐらに突き進んでいる。
宇城憲治だったら「体が居付いてしまう」というかな…


とは言うものの、
彼の悲壮な決意はさておき、体の適応力に感動した。

このところADL低下が著しいけど、
まだまだ私も行けるかなぁ。頑張ろう…と思った。