ルカ伝「放蕩息子の帰還」

放蕩を尽くして回心した弟を父が祝宴をあげて祝う。
悔い改めなければならないのは、それを妬んだ兄である。

備忘録
弘川寺の西行桜
西行(1118-1190)はこの寺を隠棲の地と定め文治6年2月16日没した
願わくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃
(きさらぎ(如月)は2月,望月の頃は満月で15日のこと)
世阿弥作能「西行桜

私はたぶん癌系統の血筋で、
死を早めるのは癌だろう。
かすかな記憶とはっきりとした記憶とあるが、
“あの”痛みに苛まれて死ぬのかもしれない。
何故かそれでも本質的な苦悩から離れておだやかに死ねるような気がする。
数年前死期が近いと仮定した時に解放感を感じたように。


西行のようにとは言わないが、
死期を察して断食の後眠るように死にたい。