マイライフ・アズ・ア・ドッグ
ラッセ・ハルストレム監督作品
原作も監督と同世代のスウェーデン人(仲良しの女の子の父親役)で、
原作者の実体験でもあるらしい。
イングマルが星空を眺めながら独白する
「南へ行った女宣教師よりはマシだ。神の教えを説きながら棒で殴り殺された。」
「・・・ママが元気なうちに話しておけばよかった。きっと笑った。」
母を想う気持ちとは裏腹に、病身の母を困らせてしまう。
母の病は重くなる。
田舎の叔父さんのもとで過ごす夏休み。
どこかイカレた人たち。
皆がお互いそれとなく知っている。
美しい緑の風景。透明な寒さ。
「生きるって・・・大変だねぇ・・・とくに取り残されたものにとっちゃあ・・・」